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細菌検査室
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細菌検査室では感染症を引き起こす微生物(主に細菌・真菌など)を検査材料(喀痰・尿など)から見つけ出す検査を行っています。
最終結果が出るまでに3日、嫌気性菌など発育に時間がかかる菌についてはさらに時間を要します。
検査は主に 塗抹検査、培養、同定・薬剤感受性検査 からなります。
塗抹検査
検査材料をスライドグラスに塗り乾燥させた後、グラム染色(一般細菌の場合)を行います。染色後、顕微鏡(1000倍)で観察し、大きく分けると グラム陽性・陰性、球菌・桿菌に分類します。
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グラム陽性球菌(房状) | グラム陰性桿菌 |
培養検査
培養検査にて感染症を引き起こす原因菌を認めた場合、どの様な菌かさらにどの薬剤が効くか調べる検査です。
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24時間、35℃ フラン器にて培養 |
同定・薬剤感受性検査
培養検査にて感染症を引き起こす原因菌を認めた場合、どの様な菌かさらにどの薬剤が効くか調べる検査です。
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同定・感受性 測定装置 シスメックス・ビオメリュー社 |
血液培養検査
患者から採取した血液を培地入りボトルに摂種して、感染を引き起こす微生物(細菌あるいは真菌)が患者の血流中に侵入していないかどうかを調べる検査です。
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全自動血液培養装置 BacT/ALERT 3D (シスメックス・ビオメリュー社) |
迅速検査
インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、A群β溶血連鎖球菌、各項目の迅速診断キットを用い、迅速に病原微生物を特定する検査です。